塗料の役割

外壁塗装はしないといけない!
とよくいわれるけど、いまいち重要性がわからない。
そのようなご質問がよくあります。
本日は、なぜ外壁塗装は必要なのか、塗料の役割についてご紹介させて頂きます。


塗料の機能

塗料の機能は、保護と美観この二点だと言われております。

1.保護

保護とは、塗料が塗られた物が腐食、紫外線、風化などによって
劣化することを阻止することです。この作用を保護と呼びます。

2.美観

塗料が塗られた物の表面に色彩や光沢感、マット感、光輝感などの
視覚的効果を付けることで、見た目を美しくすることです。

つまり、塗料は単独で人の役に立つのではなく、
塗料が塗られた物(自動車、家電、船、家、ビル)が主役であり、
これらの物に塗装され、劣化環境から保護し、見た目の美しさを付与することで初めて価値を生み出します。

この保護という機能が塗料にはあるので、塗料を家に塗装する外壁塗装は必要なのです。

インクや絵の具は、見た目は塗料とよく似ていますが、
インクや絵の具で描かれた字や絵が、情報を伝えることや感情を表す機能があるので、
塗料とは異なります。

塗装する物によって劣化現象、劣化の要因が異なりますので
素材によって塗料を選ばないといけません。
塗料の中には、塗装する物と劣化する要因が直接接触するのを阻止したり、
塗られる物の表面に到達する量や速度を抑制したりすることで劣化を抑制します。

では素材の違いによってどのような劣化現象があるのでしょうか。
劣化要因も含めて下の表にまとめました。

劣化現象と劣化要因

実際の外壁塗装では、下塗りと上塗りのように、複数の塗料が役割を分担しあって適用されることが多いです。
この場合、下塗りが錆の抑制と塗られる物への密着(ボンド的な役割)で、
上塗りが美観の付与と風雨による劣化の防止というように、主な機能を分担させています。
外壁塗装が3回塗りの理由は、塗料の機能を果たすために下塗り1回、上塗り2回が必要な回数だからなのです!


まとめ

今回は、塗料の役割から外壁塗装の必要性をお話させて頂きました。
外壁塗装一度相談したいなと思われた方がおりましたら、
ふくぞうペイントでは、現在の状況を無料で調査、お見積りを行っておりますので、
ぜひ一度お問い合わせください。
次回はベランダで行う防水加工についてご説明させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。