なぜ室外機は白いのか?

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今や必需品であるエアコン。エアコンは、室内に設置する室内機と、家やビルの外に設置されている室外機の2つがセットになっています。 今回は、そんなエアコンの室外機に着目していきます。

昨今では、外壁に黒系統が多く使われるようになってきました。それに対して、なぜ室外機の多くが白いままなのかを考えたことはありますか?

今回このコラムでは、室外機が白い理由と、他の色を選ぶ場合の利点や欠点、さらに室外機の色に関する興味深い情報をわかりやすく解説していきます。


この記事の目次

なぜ室外機は白いのか

室外機が白い理由は、主に「熱効率」にあります。

まず、室外機はエアコンの熱を外に放出する役割を持っています。その際、 室外機が暗い色だと太陽の熱を吸収してしまい、熱交換率機能が低下してしまう可能性があるのです。そのため、多くの室外機は効率を保つべく、白色で製造されています。

また、白色は太陽の光、特にその熱を反射する能力が高く、影響を受けにくい色です。このことからも、室外機は白色である理由がうかがえます。

室外機で他の色を使うメリット、デメリット

とはいえ、白色以外の室外機がないというわけではありません。

そこで、白色以外の室外機を選択する場合の、メリットとデメリットを紹介します!

メリット:建物や周りの環境に合わせやすい

最もメリットといえるのは、建物によって、暗い色の室外機の方が白いものよりも目立ちにくくなる点です。

また、明るい色の場合は、特定の建物のデザインに合わせやすいというメリットもあります。外構全体のデザインに統一感が出ることで、建物のデザインを阻害することもなくなるでしょう。

デメリット:機能性を阻害する可能性がある

白色は太陽の熱を一番反射するため、多くの室外機は白色になっています。そのため、他の色を選択してしまうと、太陽の熱を吸収しやすくなり、排熱の効率が落ちる可能性があります。

また、熱を持ちやすくなると電気代などにも関わってくる可能性も出てきます。

室外機は塗装できるのか

室外機は、基本的に塗装が可能です。しかし、 外壁塗装で室外機を塗装することは、あまり行いません
もし、室外機の塗装を考えられているのであれば、これからご紹介する注意点を守って塗装をしましょう。

それは、適切な塗料を選び、正しい方法で塗装することです。室外機は排熱を行う役割を持つため、塗料は熱に強く、外気に晒されることに耐える種類を選ぶ必要があります。

もし、間違った塗料で室外機を塗装してしまった場合は、室外機の性能を低下させる原因となってしまいます。また、室外機自体が壊れてしまう可能性も考えられるため、塗装前に専門家に相談することをお勧めします。

室外機が目立たない外壁の色は?

もしも白色の室外機を目立たせたくない場合、建物の外壁を室外機の色と調和させることが重要です。

もちろん、すべてを白系統で統一させると、室外機は目立たなくります。それも1つの方法ですが、室外機を変えるのではなく、室内機と室外機をつなぐパイプを外壁の色に合わせることで目立ちにくくすることが可能です。

こうすることで、室外機を塗装することなく、外壁と調和させることができます。

また、室外機自体には、外壁の色と似た室外機カバーを導入することで、全体をスッキリとまとめ上げることができます。

まとめ

白色の室外機が多い理由は以下の2つです。

  • 白色が太陽の熱を反射するのに長けているため
  • エアコンの熱交換率を下げないため

室外機はただ白いだけではなく、きちんとした理由の元で白色を選択されていることが分かりました。
室外機の色を選ぶ際には、見た目の色が、効率と機能性に大きく影響することも踏まえて選ぶことが大切です。

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