外壁にサビが発生⁉原因と対処方法について

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外壁にサビが発生した経験はありますか?もし金属の部分にサビができてしまった場合は、放置してはいけません。見た目の問題だけでなく、建物の耐久性にも影響を及ぼしかねないためです。特に、外壁や屋根など建物の大部分が金属でできている場合、サビの発生は劣化のリスクを高める可能性もあります。

そもそも、建物には屋根・雨どい・外壁・窓枠・ドア枠・バルコニー・手すりなどに金属が使われている箇所があることをご存知でしょうか?

本記事では、サビが発生しやすい場所や材質について解説します。特に、最近多く取り入れられているガルバニウム鋼板についても、サビの原因や対策方法をわかりやすくお伝えしていきます。ぜひ参考にしてみてください。

この記事の目次

サビが発生しやすい場所と材質

外壁にサビが発生しやすい場所と材質を理解することは、適切な対策を講じるための第一歩です。サビが発生しやすい場所には、以下のようなものがあります。

①雨どい

雨どいとは、屋根から落ちる雨水を集めて、適切に排水するための装置のことです。建物の外周に取り付けられたこの装置は、雨水が壁や基礎に直接かからないようにし、雨による水害や建物の劣化を防ぐ役割を果たしています。

そのため、雨水や汚れや枯葉などが溜まりやすく、湿気が残りやすい部分でもあります。多くは、塩化ビニールでできていますが、中には金属製の物もあるためサビやすい箇所の1つです。

②窓枠やドア枠

これらの部位は風雨にさらされるため、サビが発生しやすくなります。近年は、メインの素材として樹脂やアルミなどを使用しているため、サビが発生しにくいですが、注意は必要です。

③屋根の端部

屋根の端は風雨の影響を受けやすく、サビが発生しやすい部分と言えます。

次に、サビが発生しやすい材質についてですが、以下の金属が挙げられます。

①鉄

金属の中でもサビやすいです。サビの原因としては、鉄が水分と反応し、酸化鉄が発生することでサビとなります。

②スチール

 鉄と同じく、サビやすい材質です。特に、スチールが塗装やコーティングされていない場合、サビが発生しやすくなります。

ガルバリウム鋼板とサビのリスク

最近、多くの家で使用されるようになったガルバニウム鋼板は、サビに対する優れた耐性を持っています。ガルバニウム鋼板は、亜鉛とアルミニウムの合金コーティングが施されており、このコーティングが金属本体を保護しています。そのため、一般的には非常にさびにくいとされています。

しかし、サビに強いガルバリウム鋼板でも生じるリスクはあります。例えば、「もらいサビ」などです。もらいサビとは、周囲の鉄材や金属から発生したサビがガルバニウム鋼板に付着し、そこからサビが広がる現象です。原因としては、以下のことが考えられます。

①隣接する鉄材のサビ

鉄材がサビると、そのサビがガルバニウム鋼板に付着することがあります。例えば、ガルバリウム鋼板自体はサビにくいものでできていますが、ガルバリウム鋼板を固定している釘などがサビやすい素材を使っていると、そこからサビが発生してしまうことがあります。

②塗装の剥がれ

ガルバニウム鋼板の表面の塗装が剥がれると、保護層が失われ、サビが発生する可能性があります。

ガルバリウム鋼板もらい錆びを防ぐための対策としては以下の方法があります。

①定期的な点検と清掃

定期的に点検し、サビが発生していないか確認しましょう。サビを見つけたら、すぐに正しい対処をすることで、サビが広がることを阻止しましょう。

②塗装の維持

基本、ガルバリウム鋼板は塗装がいらないとされていますが、傷がついてしまったりしてガルバニウム鋼板の塗装が剥がれている場合は、早めに塗り直しを行い、保護層を維持します。

ガルバリウム鋼板に使用されるアルミニウムはサビにくい金属ですが、塩気のあるような環境などはサビが発生することもあるため十分に注意が必要です。

サビの予防策とメンテナンス方法

サビを予防するためには、以下の方法が効果的です。

①防水処理

外壁や金属部分に防水処理を施すことで、水分が金属に直接触れるのを防ぎます。塗装も防水処理の中で有効な方法の1つです。

②定期的なメンテナンス

外壁の定期的な点検とメンテナンスは非常に重要です。特に塗装が剥がれた部分や、亀裂ができた部分は早急に修理しましょう。

③適切な塗料の選定

外壁塗装を行う際には下地処理に錆止め塗装や、使用する塗料を防錆性の高いものを選びましょう。これにより、金属部分を長期間保護することができます。

おわりに

外壁のサビは見た目だけでなく、建物の耐久性にも影響を及ぼします。サビが発生しやすい場所や材質を理解しましょう。

また、ガルバニウム鋼板もサビが発生しにくいとはいえ、サビないわけではありません。リスクと対策を知ることで、適切なメンテナンスが行えます。

定期的な点検と適切な対策を心がけ、早めに対応することで、長期間にわたって美しい外壁を保つことができます。

サビの問題に直面した場合は、専門家に相談すると良いでしょう。大切な家を守るために、日々のケアを大切にしましょう。

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