外壁塗装の色選び【黒色編】

外壁塗装では、色決めに悩まれている方が多いと思います。

というのも、外壁の色は、建物自体の美しさや印象を、良くも悪くも大きく左右させてしまうからです。

今回は、そんな外壁の色でお悩みの方へ、色選びのキッカケにしていただけるような記事になっています。

さっそく、外壁の中でもよく使用されている黒色について解説していきます。

それぞれの特徴や種類、メリットとデメリット、そして選び方に注意すべきポイントについても記載しますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。


この記事の目次

黒色のもたらす印象と効果

黒色は、近年外壁の中でも比較的多く見られる色になってきています。

なぜ、黒色の家が多いのか?それは、黒色が以下のような特徴や効果を持っているからです。

①高級感と洗練さ

黒色は高級感と洗練された印象を与え、建物を際立たせます。特に現代的なデザインの建物に人気のある色です。

②カラーアクセントの活用

黒色の外壁は、他のカラーアクセントや木目調とのコントラストを際立たせるのに最適です。ドアや窓枠、屋根などのカラーアクセントが引き立ち、外観がより高級感ある印象に変わります。

外壁で使える「黒」の種類

一概に黒色といっても様々な種類があります。

例えば、青みを帯びたもの、赤みがかったものなどです。

そんなバリエーションが豊富な「黒」のうち、画像付きで10種類ご紹介します。

①ブラック black(#000000):とても暗い無彩色

②ランプブラック lamp black(#24140e):深い赤系の色

③鉄黒 てつぐろ(#281a14):橙系の色

④漆黒 しっこく(#0d0015):あざやかな紫系の色

⑤黒 くろ(#2b2b2b):とても暗い無彩色

⑥暗黒色 あんこくしょく(#16160e):黄系の色

⑦紫黒 しこく(#2e2930):とても暗い紫系の色

⑧黒檀 こくたん(#250d00):あざやかな橙系の色

⑨黒紅 くろべに(#302833):紫系の色

⑩黒緑 くろみどり(#333631):とても暗い黄緑系の色

外壁塗装で黒色を選ぶ時の<メリット・デメリット>

黒色は様々な種類、特徴があります。

今回は、黒色を選ぶメリットを2つ、デメリットを2つご紹介します。

メリット

①黒ずみが目立たない

外壁には、経年と共に砂埃や排気ガスなどによって黒ずんでいくことがあります。

外壁が黒色ですと、そのような汚れが目立ちにくく綺麗を保ちやすいです。

②カスタマイズ性

黒色の外壁は他のカラーアクセントと組み合わせて、建物のデザインに多彩なバリエーションを持たせることができます。

デメリット

①吸熱効果

黒色は太陽光を吸収し、建物内部の温度上昇を引き起こす可能性があります。特に暑い気候の地域では、冷暖房に影響を与えることがあります。

②汚れが目立つ

黒い外壁は汚れや埃、カビなどが目立ちやすいです。定期的なメンテナンスが必要です。

黒色を選ぶ時の注意点

黒色を選ぶ際に気を付けるポイントを2つまとめました。

①気候条件

建物がある地域の気候条件を考慮して色を決めましょう。暑い気候の場合、黒い外壁は建物内部の温度上昇を引き起こす可能性があるため、断熱材の効果や遮熱塗料の使用を検討しましょう。また、以前コラムで紹介した「ジョリパット」は遮熱性のあるものもありますが、艶がないため限界色があり、日本塗料工業会の番号でN-15番までとなります。

②カラーアクセントのバランス

黒色の外壁を選ぶ場合、アクセントカラーやデザインの要素を検討してバランスを取りましょう。明るいアクセントカラーや木目調のものを使うことで、建物が印象的に映ります。

まとめ

黒色の外壁塗装は高級感と洗練さをもたらし、建物を印象的に映ります。しかし、吸熱効果や汚れの目立ちに注意が必要です。建物の気候条件、アクセントカラー、周囲の環境を考慮して、黒色を選択する際には慎重に検討し、建物の美しさと実用性を兼ね備えた外観を実現しましょう。

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